晋六陶芸館
北山丸太町出町柳エリア, 地域, 種類, 遊ぶ
■京都で一日体験陶芸教室。使える器を手作りできる体験教室は毎日開講中!■
◎陶芸教室の開催日時:毎日(休館日:8/6~8/10・12/28~1/5)
午前の部 9:30~11:30 / 午後の部 14:00~16:00
(午前、午後のどちらかをお選び頂き、前日の17時までにご予約下さい)
京都観光でお越し頂くお客様には、時間の変更を承っています。予約時にご相談下さい。
2時間コース・・・お一人様 3,850円(材料費・消費税込み)
1㎏の粘土を使って、カップや湯呑・ご飯茶碗くらいのサイズ、2個作ります。
作られるものは自由です♪ 大きな丼鉢やサラダボールなら1個できます。
お越し頂く方皆様お一人お一人にゆっくり楽しんで頂く為、少人数制で開催しています。
直接、お電話の申し込みの場合は、受講日時・氏名・緊急連絡の電話番号をお知らせ下さい。
毎日、陶芸教室開催しております。
一日体験陶芸教室program ■手回しろくろ(2時間コース)■紐作りでオリジナルの器を作る 院長写真 開催日時・・・午前の部 9:30~11:30 午後の部 14:00~16:00(毎日2回) 適当な大きさの粘土をひも状に伸ばし、そのひも状の粘土を手回しろくろの上で積み上げていきます。ひもが積み上がったら、手回しろくろを電動ろくろのように手動で回し、形を整えます。 粘土の微妙な厚みの違いにより、焼き上がると少し湾曲しますが、そこが手作りの良さ!なんです。ひとつづつ、1人づつ、微妙に違う積み上がりで、まさに世界でひとつの器が出来上がります。 粘土1Kgで好きな器を手回しろくろを使って製作。マグカップ・湯呑・ご飯茶碗などはだいたい2個出来ます。釉薬・形状等々お越し頂きご相談下さい。粘土は追加可能です。 ちょっとした旅行気分で陶芸教室体験。 お一人様分 料金・・・3,850円(材料費・焼成費・消費税込) 焼き上がりは約1ヶ月~2ヶ月後です。完成後の作品発送料は別途かかります。 ご用意していただくもの・・・手を拭く為のタオル又はハンカチ 爪は短くして来て頂いた方がやりやすいです。 またネイルやつけ爪は取れやすいので、なるべく落として来て下さい。 お越し頂く方皆様お一人お一人にゆっくり楽しんで頂く為、少人数制で開催しています。>>詳細 陶芸教室のご予約状況をご覧いただき、なるべく人数の少ない日をお選びください。 ←このマークのあるところはご予約が入っています。 時間に遅れそうな時やキャンセルの時は必ず電話連絡をお願いします。 時間は多少前後されても、ご連絡頂ければ大丈夫です。 まれに、焼成時にヒビや割れたりすることもあります。 ■絵付け体験(1時間コース)■修学旅行生対象 京都の伝統工芸体験をする 素焼きの湯呑と銘々皿(約12cm)各1個に呉須(青色)と鉄(黒・茶色)を使って、好きな絵を描いて頂きます。 絵付け体験は主に修学旅行生を対象に開催しています。 (一般の方は「2時間コースの手回しロクロ体験になります)※絵付け体験は1ヶ月前のご予約が必要です。 お一人様分 料金・・・2,200円(消費税込) 受講料・・・1,100円 材料費・・・1,100円 開催日時・・・午前の部 9:30~11:30/午後の部 14:00~16:00(毎日) (お休み 8/6~8/10 12/28~1/5) 焼き上がりは約1ヶ月~2ヶ月後です。完成後の作品発送料は学校一括送料サービスです。 |
名称 | 晋六陶芸館 |
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住所 | 〒606-0015 京都市左京区岩倉幡枝町322 |
電話番号 | 075-721-3770 |
営業時間 | 午前の部 9:30~11:30/午後の部 14:00~16:00(毎日) |
定休日 | 休館:8/6~8/10・12/28~1/5 |
kyoto@sinroku.com | |
担当 | 京谷 美香(きょうたに みか) |
URL | http://www.shinroku.com/ |
■辻 晋六(祖父)のことば■ 辻晋六 古来陶器には、その部分の事を人に例えて、首・肩・胴・耳・口・手・腰などと言い、膚などと言います。地肌を皮膚と考えれば形の方は体格・上薬は着物又その模様は柄行と思えば、人間がそのまま出来上がります。恋の相手を選ぶ気持ちで陶器を見ると、人それぞれ好みが違うのは当然ですが、相手の気持ち・考え方・性質までは、なかなか理解し難いものです。大量生産の製品は別ですが、一つ一つ作者の手で作られた陶器には必ずその意図や性格・人柄が秘められています。 昔は陶器を作る人の心構えを教えて『1焼・2土・3細工』と言いました。火の洗礼を受けた良い焼き上がりの自然の美しさを一番大切な事とし、次に材料の土や釉薬の良さを求め、人為的な細工は末梢の事と考え、大いに匠気を戒めると同時に、材料が持つ自然の美しさを充分に生かせるように努力しました。無釉の南蛮や備前焼も形と焼き上がりの美しさだけで、充分楽しめるのもこの理由からです。 こう言うと、それなら陶器には絵や模様は要らないのかと反論されそうですが、決してそうではありません。ただ絵とか模様は第二義的な従的なもので、つまりあくまでも主である材料美を強調する効果のある場合のみ有効だと言うことです。九谷焼の土石は不純物が多くて焼き上がりが綺麗ではなく、又焼成中にキズが出やすいので、上絵をして素地の悪さをカヴァーするようになりました。大皿のキズを被う為に、田の畦道を図案化した奇抜な上絵を見た事があります。着物の図案や紙に描く絵と違い立体である為に、その模様のつけ方はぜんぜん違った方向に進んでいます。器を横から、又逆さにして絵付けをしますから、まともに置くとどうして描いたのか、また削ったのか判らないものがあります。 人間国宝の陶工がこんな名言を残しました。 「一本の線を画くなら、何処を切っても血が出るような線を引け」と。 もしこんな線なら一本でも充分鑑賞に堪える美しいものでしょう。 陶器を人間に例えると、窯から出た時は幼年時代であり、つまり後半生はこれを使用する人が育てるのです。共に生まれても、ひとつは良家の子となり、愛撫に養育されて立派な名品ともなり、他は心なき人に渡り乱暴に扱われて瞬時にして破壊し一生を終わることになります。 時々他所で20数年前の拙作に会う機会があり驚く事があります。釉はシットリと滋潤に、素地土は寂びて手馴れて、これが我が作かと疑う位です。まして百年、二百年、否数百年を経た陶器の美しさは、今窯出しのウブでイライラした物と比較にならないでしょう。 『氏より育ち』という言葉もあり、ご自分で選ばれた陶器はどうぞ、可愛がって育てて下さい。 |